お仕事拝見 – vol.19 佐藤拓道さん

今回は… ヘルスウォーキング指導士

佐藤 拓道(さとう たくみち)さんです。

平成20年4月に山形済生病院健康増進センターめぐみに入職し、健康運動指導士として、医師による運動処方のもと個別の運動プログラムの提供、実践をしています。子どもから高齢者まで健康寿命の延伸や予防医療に対して「運動」を通して貢献したいと思っています。ウォーキングに関しては、当施設で個別・集団の教室を毎週開いています。山形市からの依頼で運動普及推進員養成講座のウォーキングをここ数年担当させて頂いています。

1.なぜ資格を取得しようと思われたか
歩くという事は生まれてから1年かけて得る、人間に元々備わった特有の技術で、歳を重ねても続けなくてはいけない大切なものです。しかし、膝、腰が痛くて歩けなくなる人は多く、もっともっとその人に合った歩き方、もしくは痛くなる前に安全で効果的な歩き方を身に着けておくことが重要だと感じました。また、山形という土地柄、移動手段は自家用車が一番多く、私も含め歩く機会が少ない!ましてやコロナ禍でコミュニティ形成が進まない事や高齢者の体力低下が心配され、まずは外に出て歩くことから始める事が大切だと思いました。

2.資格を取得後、どのように仕事につなげていかれたか
取得したのが、コロナ禍真只中でしたので、ウォーキングの普及までは至ってはいませんが、運動指導のなかで、歩行のメカニズムを分かりやすく、より実践に近い形で提供するように努めています。

3.有資格者への啓蒙と、これから資格取得を考えている人へのメッセージ
基本的な歩行のメカニズムから、心の健康や行動変容、指導士として必要なコーチングや地図の見方まで幅広く学べます。ウォーキングについてインターネットで検索すると山のような情報がヒットし、良くも悪くも選択が難しい状況だと思います。正しい情報や個人にあった歩き方を提供していくことはウオーキング指導士としての役目だと思います。ウォーキング人口の裾野は広いので、今後もより多くの人とウォーキングを学べたらと思います。

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